もうロックやるってきめたんだよ!

わかる奴にはわかるだろうけど、コンプしてきた。
男キャラは言うことないと思わんでもない。高校の男たちってこんな感じのバカだと思う。
でまあ、ヒロイン別に語ろうかと思うけどあれよね、あれ。ぶっちゃけどうでもいい。
好きになれるキャラがおらんかった。これは全編通してなんでもう無理だと思う。カナリアは比較的好感触だったんだが……

ネタバレなんでそういうのがイヤな人は↓注意

3つ通して、鐘ノ音って学校を3年間描いたストーリー。1,2はオーソドックス学園物で、3でそれを終らせるという流れなんで、今作がカタルシス一番でかいのは当然か。思い入れもすくなからずありますしね。テーマっつうか、根本には何かあったらここに帰って来い、みたいなのがあるります。永遠に続くモラトリアムとでもいいますか。轟やら祐介やらの卒業式での言葉はまさにそれ。彼からすれば、鐘ノ音って学校。祐介がいて一番星がいて天神がいてバッチグーがいる。居心地のよかったその時間が、彼らの中では終らない。
ただ、僕ものっそいそういうの嫌いなんですよ。だから卒業式とか相当ダレました。持論とまっこうからぶつかるので。ブログのタイトルも「懐かしいどこにもない場所」ですし。だからっていうか、全編通して一番心に来たのが今日のタイトルのセリフです。
あそこだけはキタ。基本的に自分勝手なやつ好きなんで。
バカやってた鐘ノ音って学校を、ロックするっていうもっとバカなこと目指すことで卒業するってのは好感もてた。けど他はちょっと…って感じですかね。

学生という特別な位置的におかれたモラトリアムの時間をどう捕らえるかでゲームへの評価もガラリと変わるでしょうねぇ。
友人達との過去を懐かしむことはあるかもしれない。けれど、そこに学校を持ち出すことはしたくない。いつまでも続くような、永遠のモラトリアムはどこにもない。
僕はそう思うので。