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しかしこのペースが俺のジャスティス
今日買った本

この本を買うにいたったのはデャンポン葛西からの強烈プッシュがあったから。しかも表題作でない『さよなら、アーカイブ』
だからこれにだけコメントつけようと思う。

結論から言ってまあ買って損はなかったかと。得したとも感じなかったけれど。文章とかはまあ奇をてらったものもなく、大多数の人が受け入れることできる作品なんじゃなかろうかと。勿論僕もその大多数に入る。
だからこれはただ単純に好みの問題なんだけど、この終わりはどうか。個人的にこれだったら嫌だなぁ、と思ってたのがそのまま終わりでゲンナリ。いや、アリっちゃアリですよこういうの。ただ、やっぱ終わりは必要だと思うのですよ。終わりを漠然としてつかませないとなると、やっぱそれに見合った魅力がないと結構キツイもんがあるわけで。この作品でそうされると、きにならなかったはずのご都合主義的な場面が気になってくる。そんな都合よく赴任先の学校から賞とる生徒が出るのかとか、架空の本で入賞しまくっちゃうほど審査はいいかげんなのかとか、まあ色々。

あと私信
B'zの名前の由来は、当初全てを内包するって意味で「A'z」だったんだけど、エイズ（後天性免疫不全症候群）と読みが一緒になるからB'zに変えたってのとかビートルズの終わりって意味のB'z、あとビートルズのBツェッペリンのZとか、本人たちが言ってた気がするのでビートルズのBでほぼ問題はないと思います＞作者さん（絶対見てないと思います