福音の少年 Good News Boy ~錬金術師の息子~

福音の少年 Good News Boy ~錬金術師の息子~

某かとりんに薦めてもらったweb版(EVASS)は結構前に読み終えてたので、梅田行ったついでに立ち読みしてきた。WEB版では各話のバランスの悪さが気になったけど、これはそうでもなかった。ただ、WEB版だけだとそう強く思わなかったけど、これ読むと確かにわざわざEVAでかかんでもよかったんじゃねぇかと思わんでもない。思わんでもないんだけど、作者さんが書き終えるのにEVAって作品への思い入れがなきゃ無理だったんだろうな、と思うとやっぱWEB版はEVASS以外の何物でもないって気が創作する側としては思う。

世界観だとかキャラだとか、色々言われるけど、SSかそうでないかってのは単純にそういう事なんじゃないか。

①話(ストーリー)
②書き終えるだけの情熱

の二点くらいくらいしか思いつかないがそれだけでSSであるかそうでないかは区別できると思う。
文章力ってのも考えたんだけど、ここ最近(KSL閉鎖後)のSSってのが完成度の高低やら質の良し悪し競ってる、所謂コンペ中心界隈なんで何よりもそれが重視されるだけであって、いっちまえばこれこそSSにある必要性はないので除外。SSコンペと銘打ってる以上、そもそもSSであるって前提のもとで競い合ってるわけだし、「SSじゃないよこれは」って発言は前提履き違えてる。たとえそうとしか思えない作品があっても、作者の意見はおろか作者すらわかんねえ状態でそれ言っちゃうのは…その……恥ずかしいよね。
ってわけで言わないでおこうと思う。

つか、なんだ。つまるところ作者の発言で全部決まるのかチクチョウ。昔っから言われてるような答えにいきつくためにぐだぐだと考えてたかと思うと悲しい。