higurasiのなくころに

とまあそういうわけで流行に乗り遅れた感がひしひしとしてますが、手を出しました。
で、なんか思ったこというとまたつまはじきにされそうなんですけど、↓は感想。反転してますんで自己責任で読んでください。
正直なところ何がおもしろいのか全くわかりません。
持論ですが、僕は作品というものは完成してなければならないと思ってます。多分これミステリ系に入ると思うんですけど、ミステリ系で謎が全くとかれてないってのは評価対象外ですよ。評価つけられないという意味ではなく、評価する価値もない、という意味で。
帯って言っていいのかわからないですが、正答率1%といううたい文句が高らかに光っているこの作品、本編から謎明かしまでこれだけの期間が開くと送られてきたユーザーの答えを元にして解答編作ってんじゃないかとさえ思えますよ。実際んとこしりませんが。
まあ、その謎の答えを知りたいだとか怖いだとか、そのあたりのことを全く思わなかったのでどっちでもいいのですが。
ただ、長い。長すぎる。
正直なところ日常パートいらんのとちゃうか、と思いましたよ。というか大半はいらない。似たようなものを大量にいれて伏線やらを隠すってのは手段のひとつだとは思いますが、いささかやりすぎ。伏線すらも埋もれて見つからない可能性すらある気がします。
レビューサイトとか見たことないんで、全体としての評価はしらんですが。

文章についてはS木がやたら上手いこと言ってるんで、そっち見てください。
というか、そのS木のせいで手を出してしまったんですがこれまじキツス。とてもここでは言えないような薦め方してくれましたよ。しかもそっちのほうが僕の食指を引くって多分わかってるあたり最悪。
内容もその薦め方に嘘偽りないあたりもうなんていうか……。

で、本人かどうかわからない画像がS木んとこに貼られてるわけですが、仮にこれが本人であるなら、僕は作者さんにひとこと言いたい。
嫌ならやめればいいじゃない。と。
所詮同人だし、誰かに強制されるべきものじゃないと思う。
確かに完結させてないってことで罵詈雑言はあるだろうけど、それだけ売れてたってことだし、それはむしろ誇るべきことだとなんじゃないかなぁ。売ったんだからそれに対する責任は持たなくちゃならない、というのも含めて。
ただ、極めて個人的な、わがままというか希望をいうなら、書かなくていいから描いてほしい。
某所できぐるみや人間じゃないだとかいった説が流れてますが、僕、この人の絵大好きっすよ。
指が三本になったり四本になったりしようが、ホント愛してますよ。この人が原画家として立ち絵やらなにやら、ちゃんと表示されるゲームに参加してたら間違いなく買うと高らかに宣言できるほど好きですよ。
なんで、作家としてではなく、
絵師としての彼を見たいなぁ、と思う今日この頃です。

というかはてなのカウンターが本ページのカウンター越えてしまった。悲しい