文字

なんか、今職場でメンヘラの方にちょっくら結婚申し込まれてまして。どうしたもんかと若干途方にくれております。まあ話のキモはそこにないので、そのこと自体はどうでもいいのですが。

僕といえば、顔は悪いセンスはない甲斐性堪え性能力に金ないないと、ないこと尽くめ。あるといえば常識と趣味と好奇心くらいなわけで。そんな僕に結婚申し込む時点で彼女のメンヘラ度が窺い知れようというものですが、僕にある数少ない好奇心でもって聞いてみたわけです。
僕のどこがよかんべぇ、と。
そったら、「字が好み」って返ってきましてね。
上がってくる書類見てて好きになっていった、とか。


そんなラブロマンス22年生きてきて初めて聞いたわ。あと、今後理解することないと断言できるわ。本は好きだし、ちょっと人よりは活字に触れる仕事もしてたけど、マジ22年生きてきて今日初めて言葉の持つ力の大きさ知ったわ。文字作ったやつにほんと尊敬の念抱いたわ。まだまだ僕の知らない力が隠されてるだろうし、ほんととんでもねぇ発明ですよこれ。文字と結婚すればいいじゃん。


んで、ちょっくら気になったので部署内で自分の字をどう思うか訊いてみたところ、「女の子っぽい繊細な字」「そうそう!」「わかるわかる!」「私もそう思ってた!」「俺も俺も」と予想外の一体感。
こんな一体感望んだ事ない。
盆とは云えこの職場狂っとる。
そう思いました。


まあ、なんだ。不可解なことって、日常にもたくさんありそうですね、という話。


※追記
何故か、と問われてもなんとなく、としか答えられないんですけど、今回の日記の中にひとつ嘘をおりまぜております。