正直さ


 すまんが○×ボウルにヘルプに行ってくれんか。と言われた。○×ボウルは忙しいと評判なので条件つきで了承した。
 あの、連絡いってると思いますけど、残業とかは勘弁してくださいね。と迎えに来た○×ボウルの主任の車の助手席で僕はそう言った。彼は苦笑したあと大丈夫だよ。ヘルプの子に残業させるほど酷くないよ。と言った。

 ○×ボウルのシフトにある僕の名前は、最初から0時まで働くことになっていた。正直なところである。

 つうか僕12時から働いてるんですけどねぇ!