12時というありえない時間に目を覚ました(バイトが6時まで
家には誰もいなかった。名前を呼んでみたが犬もいなかった。
腹が減ったが金がなかった。普段は五月蝿い隣がやけに静かだった。
『これが町内全体かくれんぼか』と思い立った。
そうか、俺が鬼なのか。ジャンケンしてないのに。

そして、我に返ってみると20時だった。
なんだろう。この溢れんばかりの満足感は