まだまだー

授業のついでに内定&就職祝として車買って貰ったとのたまいまくってくれたツレの家に行ってきました。
相変わらずでかい門(でもあきっぱ)をくぐり、駐車スペースに赴くとすでにツレがいます。その隣にはフーガ(私立に入学して卒業できるくらい。高い)がありました。
フ ー ガ (ry
入社早々フーガで出勤とはなんて厭味な新入社員なんざましょ。企業によっては重役ですら乗ってませんよ。しかもタイヤピレリーついてるよ。セダンで40ってどうなんやろ



え?



ピレリー?
ピレリーておまえ。なめてんのか。俺のスペアタイヤと交換してくれ。


あんまり乗る機会がないってことなのでツレの妹を迎えに行くという名目でドライブへ。やっぱ乗らないと車に申し訳ないのですから。颯爽と右側へ乗り込みいざ秘密の花園へ!
というか距離一桁やん。

校門前に車を止めて車内灰皿を外に持ち出して待機。間違ってボンネットの上に座ってしまったのはご愛嬌。
煙草に火を付けて待つことしばし。





職務質問うけました! いぇー!



いぇーちゃうわボンクラが! しかも今間違えて『僕らが』って打ってしもうたわサル!
おまわりさんに事情を説明し終えた頃、ちょうど下校時間になりました。
出てくるわ出てくるわ女子高生の群れが。
女子高生はいい言葉だ。多分相当にいい言葉だ。いい言葉は決してなくならない。な?
「俺、最近花嫁萌えやねん。結婚式のときに、花嫁と愛の逃避行に行きたい」
いや、同意しろよ
「なんつか、絶対に不幸な男がひとり存在するっていうシチュがたまらん」
聞けよ!
「ま、最終的にはエーエフなんだが」
またか。何でお前はそんなにそれがすきやねん。来る日も来る日もAFAF、たまにPZ(隠語)って飽きたかかと思えばまたエーエf
「AFLAC(勝ち誇ったナヌケ面で」
表でろおらあ!
で、待ち人と鉢合わせ。車内におらんかったら間違いなく悶絶死してたね。
「友達ものせてー」という一声で総勢5人が車に乗り込むことになり、一番右前の人間が降り、それを追う形で一番左前の人間が車を降ります。以下その会話
「どうした」
「無理無理。絶対無理」
「なんでやねん。3000CCやしいけるやろ」
「そういう問題じゃない」
「でも運転するしかないやろ。免許持ってるの俺らだけやし」
「じゃあお前運転しろ」
「なめんなぼけ!」
「お前の車やん!」
「無理なもんは無理じゃ!」
「じゃあお前降りろ。そんなら俺が運転して帰るわ」
「なんでやねん俺の車やぞ」
「どうかしたん?」
「蝶、なんでもないZE。道を確認してるだけー」
「わかったー」
「というかなんでお前運転嫌やねん」
「お前は何で嫌やねん」
「ペーペーだからね!」
「胸を張るな」
「お前は?」
「いや、この車どう考えても4人乗りやろ」
「いや、5人乗れとる」
「乗れてるけども! ごっつさっきのおまわりさんこっちみとるやん!」
「「むぅっ」」


「「ジャンケンッ」」
「ほあたぁ!」







罪を犯してしまった……