統計で

虐め増加ってなってたけど、これってただ過敏に反応するようになっただけなんじゃねえの? 
少なくとも、俺の通っていた小・中では体罰は当たり前だった。
宿題やってこなかっただけで鼻血がでるまで殴られたり、掃除中に遊んだという理由で3時間正座させられ、殴られ、更に床に頭こすりつけてクラス全員に土下座させられたりと、今なら体罰とか虐めにカテゴライズされるようなことのオンパレードでしたわ。
嫌われてたんだろうね、教師に。
自主的でない『トイレDEごはん☆』(給食をトイレで食べさせられる)も日常茶飯事だったし。
んだもんだから、他のやつが調子乗ってやたら虐げられたりもしたしね。

まあ逆に、有志5人で「今までの怨みだ!」と、手術明けの教師を砂にして、長期入院を余儀なくさせたりもした。その間に報復も完了させた。
これは今でいうキレ易いこどもで、ある一方から見ればやっぱ虐めなんじゃねえかと思う。
まあ早い話、イジメって言葉の有効範囲が拡大してんじゃねえかって話ですよ。メディアの拡大解釈によって被害意識の増大とかさ。
あと、自殺如きで大騒ぎしてんじゃねえよとおもわんでもない。残された人間がいくら辛かろうとも、んなこと死ぬ人間には関係ないし、虐めた方からすればウザイのが消えてせいせいしたな、程度の認識だよ。
遺族が馬鹿騒ぎしてるだけ。
イジメを把握してなかった教師を責める前に、我が子の異変に気付かなかった自分責めてくれよ。愛してた我が子なんだからさ。

自分で決めたことだし、個人の価値観だから、死ぬという選択を全否定することはしない。価値観ってのはえてして他人には不可解なもんだから、そいつにはそいつなりの死ぬに足る理由があるんだと納得できるもの。死ぬなら、怨みの募った相手を刺し殺したり家に火をつけたりしてから死ぬ方がいいと思うけどね。勿体ないし。

価値観の話が出たんでついでに言うと、イジメる側にもやっぱ相当の理由があるわけですよ。つか、正味な話イジメられる理由なんて多すぎて防衛は無理。持論では諦める他ない。
俺のときなんて――

中学入ってすぐの応援団練習のとある出来事でヒッキーになって、久しぶりに学校行ったら『※おっぱいタッチ』が流行ってたんですよ。(※すれ違い様におっぱいをタッチする)
今考えるとめちゃくちゃ羨ましい遊びですけど、僕はしなかったんですよ。ヒッキーになった件でできなかったってのが正しいんですけど。
そしたら、「ノリが悪い」ってイジメですよ。女子にも陰湿なの喰らいましたしね。どうしろっちゅーねんって話ですよ。
お前らは乳揉まれたいんかと。お前ら全員、上着脱いでそこに並べと。
もうホンマ、女子恐怖症&インポになってる俺にはシャレにならん理由のイジメでしたよ。勿論こうやって話しちゃうからには復讐は遂げてるけですが、それを決意させたのが弁当事件でした。

チャイムが鳴って「さあ今日も外で、砂でじゃりじゃりなるご飯食べようかな−」とか思ったら、弁当箱が潰されてたんですよ。鞄の中で。
ホントこれにはキレましたね。もっと酷いことされてたけどこれにはキレた。
放課後に、こいつはやってねえだろうって奴ぶん殴って犯人吐かせた。
そんで、犯人2名を闇討ちした。俺はシニアで野球やってたんで、学校外に連れ多くて、そっちで人集めてやった。学校来なくなるまでイジメ抜いた。来たらまたイジメた。
そしたら、僕へのイジメはなくなった。
その頃には、『おっぱいタッチ』は廃れていた。
で、残りの中学生活を好き勝手に過ごしたわけだけれど、僕にとって『おっぱいタッチ』事件は印章深すぎ、忘れることはできなかった。それは思春期の男子生徒としては当然のことだと思う。
俺はブームの再来を望みひとりで孤独に活動を始めた。その結果、奇跡は起きた。並々ならぬ、男子生徒のおっぱいへの執着なくしてこの勝利はなかった。

僕がおっぱい星人なのには、そういった理由からだ。(まさかの自伝オチ