博士の愛した数式

今更ながらに読了。
ふぶきんありがとう

で感想だけど、大変イマイチでした。
作者の野球への愛はわかるけど、かなりくどい。野球を知ってる俺ですらこれだから、知らない人間にはかなりのストレスになるんじゃないかしら。などと思った。
物語の起伏は少なく、淡々と進んでいきカタルシスがない。その分文章で情感を伝えてくれるというわけでもなく、尻切れに終わっちゃった感じ。
好みの問題だろうけど、最後は数式の力を使ってハンデを乗り越えるような、そんなラストが欲しかったな。