2006-11-14 ■ 感想 博士の愛した数式今更ながらに読了。 ふぶきんありがとうで感想だけど、大変イマイチでした。 作者の野球への愛はわかるけど、かなりくどい。野球を知ってる俺ですらこれだから、知らない人間にはかなりのストレスになるんじゃないかしら。などと思った。 物語の起伏は少なく、淡々と進んでいきカタルシスがない。その分文章で情感を伝えてくれるというわけでもなく、尻切れに終わっちゃった感じ。 好みの問題だろうけど、最後は数式の力を使ってハンデを乗り越えるような、そんなラストが欲しかったな。